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G-mail、Hotmail、Yahooメールアカウントを持っている人はいますぐパスワードを再設定した方が良い。ロイターによると1億件以上のこれらのメールアカウントがハッキングされロシアで闇取引されている。
2015年に史上最大となる2億7千万件のユーザーアカウント情報がハッキングされて、ネット上で闇取引されている。被害の多くはmail.ruというロシアのメールサービスで他ににYahoo、Google、Microsoftのメールサービスが含まれている。
検挙されたハッカーは全部で12億件の壽應方を取引しようとしていた。これらの中から重複分を覗くとmail.ruアカウントが5,700万件でこれはメールユーザー数に匹敵する。Yahoo、Google、Microsoftのメールアカウント1000万件も盗まれた。
盗まれたアカウント情報は闇取引されるが1件1ドルの安値での売買となる。ハッカーによれば多くのユーザーはアカウントを変えてもパスワードを変更しない傾向があるという。パスワードとユーザーの個人情報が盗まれれば金融機関がハッキングされ犯罪行為に結びつく。
アカウント総数の2億7千万件の15%がYahooアカウント、12%がマイクロソフトHotmailアカウント、9%がGoogleアカウントである。最近の調査によるとそれらの22%の情報が流出あるいはハッキングされている。
メールサービスの利用に際しては、サーバーがハッキングされれば大量の個人情報を守る手立てはない。ハッキングに対するメールサービスが脆弱性は度々指摘されてきた。ユーザーアカウントとパスワードが盗まれればユーザーを特定し銀行のオンンライン口座のパスワードを推定して金融犯罪を行うことは難しくない。自分のパスワードを点検しメールサービスのパスワードは頻繁に変更すべきだ。
ハッカーの立場で書かれたアカウント情報を盗まれることの危険性とハッキングに対する対策はハッキング情報を参照されたい。メールアカウントを使ってどのような犯罪が可能かが詳しく説明されているので、まずハッカーたちの狙いを理解することが重要である。