頻発するの地震が警告するリングオブファイアーの活性化
23.09.2017
Photo: abcnews
メキシコ地震に代表される一連の地震が連続して24時間内に発生している。それらは太平洋岸テクトニクスの境界に当たるリングオブファイアーで起きた。
M6.1 ニュージーランド
M6.1 日本
M6.4 バヌアツ
M5.7 インドネシア
リングオブファイアーの活発化は突然起きたわけではない。2015年は多くの地震が太平洋岸で観測された（Volcano Discovery）。2015年の太平洋岸の地震は全てリングオブファイアーの一部で起きた。リングオブファイアーの太平洋を囲む活火山の活動が激しくなって、頻発する地震と含めて考えるとマグマの不安定さが顕著になったことを示唆している。
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多数の地震の相関に否定的な見方もあるが、他にもリングオブファイアー上での地震はM5.0（トンガ）、M5.3（台湾）、M5.2（パプアニューギニア）もあり、これらすべてが短時間に発生している。
一方、インドネシア政府は9月22日、バリ島のアグン火山の噴火の可能性が高いとして警戒レベルを引き上げたため、住民が避難した。これまでの火山活動と地震の震源地はリングオブファイアーに局在している。太平洋岸を繋ぐリングオブファイアーが活発化している可能性が高い。
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