Photo: Business Insider
ヒラリークリントン氏は9/11追悼式に参列した際に体調を崩し、倒れかけている状態で複数のシークレット・サービスに支えられながらバンに乗り込んで病院に向かったと報道された。しかし、行き先は変更され、その日のうちに病状が熱中症から肺炎に変更された。クリントン陣営、民主党、左翼メディアはクリント氏の重病説の否定を続けているが、対照的に250人の医師を対象に行った全米医師連合の調査によると71%は「健康問題は深刻」と答えている。
青いサングラス
クリントン氏が使用しているメガネで健康状態が良くわかるとされる。2012年に転倒して脳震盪を受けた際、クリントン氏は複視をなおすためにプリズムメガネをかけていた。今回9/11追悼式では、青いレンズのサングラスをして参列している。クリントン氏が使用していたメガネは、Zeissブランドの Z1青レンズのメガネと見られ、「感光性てんかん」の発作を引き起こさない効果があるとして知られている。
同伴女性は担当医師
追悼式でクリントン氏には女性の主治医が同伴している。退席する前に、クリントン氏は指先に力が入るかの検査を受けている写真が撮られている。この検査は神経性障害のある患者の状態を診断するために一般的に行われている。
シークレット・サービスのプロトコルを破る
大統領候補には、シークレット・サービスの警護がつく。クリントン氏のように健康状態が悪化した場合、シークレット・サービスのプロトコルでは、警察の同伴で最短距離にある最重症の救命緊急センターにクリントン氏を搬送しなければならないことになっている。
しかし、急遽クリントン陣営の指示により、搬送先が救命緊急センターから娘のチェルシー・クリントン宅へと変更された。メディアに健康状態に関する情報がリークしないための対応であったとニューヨーク・ポスト紙は報道している。
娘自宅で休憩
クリントン氏は娘のチェルシー氏の自宅で休憩した後、回復したと報道された。しかし、Turing製薬会社の経営者であるマーティン・シュクレリ氏は、12日付のTwitterで、チェルシー・クリントン宅は元医療施設であったことを暴露している。
チェルシー・クリントン宅の住所
21 East 26thStreet, 4thFl
New York, NY 10010
医療施設(Metrocare Home Services, Inc.)の住所
21 East 26thStreet, 4thFl
New York, NY 10010
3年前にクリントン氏が娘のためにと1100万ドルで購入した4階宅は、実際ニューヨーク州の保険福祉局に医療施設として登録されていた。チェルシー・クリントン氏の自宅がないことはトランプ氏も指摘、クリントン氏が内密にしている治療施設として使われている可能性が高い。
休憩を終えチェルシー宅を出るクリントン氏は、肺炎と診断されたとは思えない別人のように元気な姿を報道陣に見せている。そのためか、ネット上では本物のではなく影武者といった説で騒がれている。この時にクリントン氏にシークレット・サービスの姿がなかったことから、本物でないとする見方も出ている。本物のクリントン氏はシークレット・サービスの警護のもとで密かに治療を受けていたのではと疑われてもおかしくない。
記者団の前に姿を見せたクリントン氏が本物かどうかは別にしても、クリントン氏が倒れる瞬間の映像が撮られたことで、深刻化している健康状態が明らかとなった今、大統領候補としての資格を失ったともいえる。