Photo: mirror
サンクトペテロブルグの地下鉄で4月3日現地時間2時30分、爆弾テロにより死者10名、負傷者50名の惨事となった。2カ所の爆発で通勤客10名が死亡、地下鉄の駅構内はパニクになった乗客で混乱した。爆破されたのは工科大学前(Institute of Technology)とセナヤプロシュチャド(Sennaya Ploshchad)の2駅。
子供を含む50名以上の負傷者がでている。爆発したのは殺傷能力の高い手製の榴散弾で、詰め込まれた鋼鉄片が周囲に飛び散って多数の乗客が負傷した。当時市内ではプーチン大統領とベラルーシ大統領が会談を行っていた。
この騒ぎで爆発が起きた2駅構内の乗客は避難し、3カ所の地下鉄駅が封鎖された。ロシア国内の同時多発テロの詳細は不明であるが、プーチン大統領滞在中の都市中心部を狙った挑戦的な犯行で、ロシア国内は緊張に包まれることとなった。
以上、Mirror、RTから引用。
最新情報によれば死者は11名、負傷者は50名となった。爆弾は消火器ボンベを利用した手製のもので、爆発が起きた2駅はSennnaya Ploshchad、Sadovaya。捜査当局は犯人はイスラム系過激派が背後にいたとみている。
犯人はMaksim Arishev(22)カザフスタン出身。爆弾をリュックで持ち込んだ様子が監視カメラに残っている。