フレデリックショパンの心臓はワルシャワのHolly Cross Churchにある。上の墓標の真下に埋められているのだ。
Holly Cross Churchは先に紹介したショパン博物館から遠くないので、両方を一度に見て歩くのもよいだろう。
両者とも故人の史跡、資料館であるのにもかかわらず、明るい雰囲気は何だろうか。Holly Cross Churchの墓標は自由に写真にとることができる。とにかく暗さを感じない子の手としては不思議な場所に思えた。
対照的に重く、暗いのはニュートンの墓である。ちなみにかのウエストミンスター寺院(ウエストミンスター大聖堂ではない)にある墓の写真撮影は御法度である。
芸術家は自由奔放だが科学者は時として政治的に利用される。運動力学ですんだ世の中で力学制すればすべてを支配する事ができた。そういう重みを表現するかのようにこの墓標は重苦しい。
どちらも偉大な人物であったが、みていて明るい気分になりほっとするのはショパンの墓標だと思う。
ちなみにショパンの墓標をみてから近くのカフェで一息いれたい。下の写真のようなオープンテラスがおすすめである。
ワルシャワの街角には花やがたくさんあり、窓辺や室内にかざる花を買う人が絶えない。ここの人たちは暗い過去(彼らはDifficult timeと表現し決してナチスの名前をださない)があるにもかかわらず、この明るさは何んだろうと思った。
きっと前向きな姿勢のエンジンはショパンを誇りとし花を愛する心なのであろう。
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