今日の話題はドイツの食料品市場についてかくことにする。シュツットガルトは自動車産業の拠点でベンツやポルシェの生産拠点で両方の会社の博物館があるほど、ドイツ車と縁が深い街である。
近郊はしかし緑が多く、飛行機からみるとまるでブラジル上空を飛んでいるかのような錯覚するほど森が多い。黒い森ーSchwarzwaldの州はバーデンベルテンベルグといい、その州都がシュツットガルトだ。このページの最後にシュツットガルト市内の美しい動画があるので興味のある方はどうぞ。
近郊住宅地から週末に市内に買い物に行く人が多いので市内に入る道路は混雑するが、彼らが目指すのが中央に位置する食料品市場である。
ここではハム、ソーセージなどの肉類とチーズ売り場が店内にあるが、外に一歩出るとオーガニック野菜果物の商店がにぎわっている。
欧州では熟年の女性が花やに通い、好みの花を安く変える場所を熟知していて、あっというまに好みの花を格安で手に入れる。
変わっているのはオーガニックの店からすぐのコーナーに高級ブランドショップがあっても、自然なことである。もっともオーガニックを購入してからブランドショップに気軽に立ち寄る人はそう多くはないが、花を買ってからハーブ化粧品が買いたくなる人は結構いるようである。
言葉で説明するよりも写真をみてもらえば市場と外の様子がわかるだろう。ちなみに人ごみでもよくある市場の喧噪はない。彼らは価値ある品物を鋭く選び出す。安さでなく品質で買うのだ。
どの店が一番安いのかは頭にあるようで、買い物しているオバさんに品物をいえば、一番いい店を教えてもらえる。
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