世界中の高級モールにあるGUCCIショップだが、ここローマのコンドッテイ通りにある店はちょっと敷居が高い。
世界中から観光客が集まるスペイン坂を降りたところにあるこの高級ブランド街にはたいていのブランドが集まり、たいていは日本人客でいっぱいである。
だがこの店の中を除くと、お金を持っていても無力である。中は他のブランドショップと変わるところはないが、客はほとんど金持ち淑女ではない。モデルのような長身美女たち。
ショップの中をひと目見るだけで観光客の女性達は通り過ぎて行く。他のブランドショップで人気があるのはルイビトンで、ここは日本人客は開店前から列をつくる。
FENDYは毛皮など高級品を求める(日本人)が入店すると、店員がつき特別の高級コーナーに案内される。ビトンもFENDIも気軽に入れる雰囲気で決して敷居が高いというわけではない。
夏の観光客の大半は体型からして、しかしGUCCIは素通りするだろう。ここに入るにはちょっとした自信とファッションセンスが必要だ。
地元っ子たちはスペイン坂に集まるが、彼らにもGUCCIショップは遠い存在らしい。
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