ブラジルのシュラスコは本家ブラジルではごくありふれた料理で、高級の部類から格安まで様々だ。テーブルにグリーンとレッドカードが用意してあれば高級だとわかる。ウエイターがテーブルをまわり色々な部位のステーキを楽しめるのだが...
わんこそばのようにレッドカードでストップしないと延々と食べ続けることになる。それととりわけてもらう前に、どの部位かよく聞いてからにした方がよい。
部位についてよく知らない場合は、自分の好みを伝えて希望通りの肉をとりわけてもらえるまで待つことも大切だ。
ご存知のように日本ではブラジルレストランが意外と多いが、本場の味に近い店は高級になるので、高級ステーキ店並みに高くつくのは残念である。
アルゼンチンステーキは基本的にグリルBBQである。何故かこれが外国で食べたくなる時がある。
ローマで友人に案内された店(BAIRES)では低価格で超美味なアルゼンチンステーキが楽しめる。
店の表はこじんまりしているので、見つかりにくいが、中へ踏み入れたらもうそこはBBQの臭いで満たされた南米空間だった。
手軽な値段であるがその味は本場も顔負けで、何よりも店の雰囲気がいい。イタリアとアルゼンチンは地球の反対側にあってもラテンなのである。
ステーキに合うのはテキーラベースのドリンクだと思っていても、南米BBQはカイペリーニャと相性が抜群だ。
店をでると通りはもちろんローマである。夏は特にこの店は楽しい。お腹がいぱいになってフラフラしながら帰り道、夜中遅くまでジェラートショップが開いているのはうれしい。
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