シュツットガルトの郊外の街にあるビアホールは醸造と販売?を両方手がける人気スポットである。付近の住民は歩いてぞろぞろ集まりビールを楽しんで帰って行く。
何かを真剣に見つめる眼差し。そう、ドイツでワールドサッカーが行なわれた年のスナップである。このときはドイツ中がサッカーファンと化しすごい盛り上がりだった。一般の車にドイツ国旗を立てて走る車が多かった。
ここのビールや雰囲気はどこかで経験した新鮮なビールと開放的な庭園で楽しむ肉料理、と共通点がある。札幌のビール園である。
何故かこういう場所に来るとビールが恐ろしいほど体に吸い込まれて行く。私の場合は標準の炭酸の多いヴァイツェン1.1lで3杯+ピルスナー500mlでちょうどいい感じになった。
この店、Schonbuch Brauは地ビールではドイツで有名でなかなか他の地域ではみつからない銘柄の出荷で知られている。ビール愛好家(国民全てだ)の羨望の的らしい。
非常に客のマナーが良くてサッカーファンのラテン系も迷惑をかけるようなことはない。しいていうならばこのときはスポーツバー的な雰囲気であったが、イギリスのパブでの盛り上がりよりはずっと冷静だ。
不思議なことに広い庭がフェンスで囲まれた店をでると外は想像もつかない閑静な住宅街である。
こういうところに住んだら最高だろうな、と思ったが毎日通いそうだ。ビールと料理を楽しむにはうってつけなのでシュツットガルトに行ったら避けるのは不可能だ。
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