欧州にはテラスカフェは星の数ほどあることはすでにかいた。ローマ市内でのカフェの選び方は地元っ子でも難しいことがある。
あるとき広場で目立つモダンな感じの「きれいな」カフェに市内に住む若い友人女性に案内されて席に着いた。食事の方はまあまあで素晴らしいロケーション、日本でいえば表参道のど真ん中、を考えたらそれなりの価値のあるものだった。
しかしサービスが悪い。結局、この女性はでるときに猛然と文句をいっていた。サービスの悪いのは若い店員の男性できれいなみなりでイケメンだが...
さて上の写真はローマ大学に近い学生達に人気のあるカフェである。夕方早い時間にだったので客は少ないが、店員の多さをみると客が一杯になる体制をしいていることが見て取れる。
大学の近く、裏門あたり、には特に安くて美味しい店が軒をつらねる。上の店は「あたり」であった。ピザもパスタも美味しくビールも最高で、驚くほどの低料金だった。学生達はお金がないからこういう店は生命線のようだ。
カフェは暗くなるころには満席となりこれだけいる店員もてんてこまい。全員が奏でる騒音は周囲を12時すぎまで喧噪に包む。上の写真のカフェ直上の階に住む住人は絶対、閉店まで眠れない。1時ぎろにはようやく静寂が訪れる。
一度、カフェの上の階に部屋がああるホテルに泊まったことがある。窓を開ければカフェにいるのとほぼ同じだ。閉じるとエアコンがないので暑くて眠れない。
しかし2日目には慣れてしまって窓を開けて眠ってしまった自分にあきれた。騒音も慣れたら心地よくはなくとも少なくとも平気になるのだ。
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