ブラジルの秘境は数多いが滝を堪能できるのはChapardaである。はっきりいって行きにくい。ブラジリアから車で1日かかるので日帰りは無理である。
ホテルというより民宿のような宿泊施設が異常に安い。治安は悪くない。ホスピタリテイも極めて良い。
長旅でお尻が痛くなるのさえ我慢すれば大自然が満喫できるし、プチ冒険を望む若者にはうってつけの場所だと思います。
車の外は上の写真のような風景が延々と続く。地平線が最初から最後まで視界に入る。Chapardaは高原に分類されるがそこはブラジル、緑も多く滝は大小どれも森の奥深くにあり、森林と滝壺が同時に楽しめる。
森林を歩いて行くと滝の音が聞こえる。その方向に歩いて行くと豪快な滝がある。滝にたどりつくと思い思い散らばって、木立の陰で水着に着替えると滝壺ダイブである。
ひとしきり泳ぎ回ると一休みして次の滝壺を探す。
一日の終わりは民宿に疲れ果ててもどるとご主人が自慢のBBQが延々と続く。日本では肉があっという間になくなるのだが、ここでは食べても食べてもなくならない。シュラスコ風BBQと一緒に楽しむのは甘ーいカイペリーニャ。
満足して庭にでると夜空は満点の星。すぐに南十字星が目に飛び込んでくる。
こうしてプチ冒険の一日は終わり夜がふけていく。ブラジルの朝は早い。どれだけ飲んでも朝は早起きしてっきちんと朝食をとる。つまり運動と肉、アルコールで代謝が早い。温度も高いからだろう。
ブラジリアに戻ると都会の一日が始る。なんとなくまたChapardaに行きたくなる。
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