空港のTSA(Transportation Security Administration)は皆に嫌がられる存在。安全を守るということを言い訳にありとあらゆるハラスメント(下のビデオ)で人々の楽しいはずの旅を台無しにする。
「Administration」という言葉は「政府」と同格ということだから、すべての権限を持っている、いわば空港の政府のような組織、単なる空港職員と思ったら痛い目にあう。
飛行機を降りてパスポートコントロールで相当、時間をとられたときでもバゲッジクレームにいくとちょうどいいくらいのタイミングでバゲッジが流れてくる経験をしたことはないだろうか。そんなに飛行機から積み下ろしするのに時間がかかるのだろうか、と疑問に思ったのではないだろうか。
その間に税関検査をしているからだ。こんときTSAロックなら壊されないですむ。合鍵を検査官が持っているからだ。
アメリカでそれはTSAの仕事。911以降、国内便の警戒度は国際線以上。いろいろな場面でTSAとコンタクトせざるを得ない。
昔はひとそれぞれ自分の好きな鍵でロックしていたので、壊されることもよくあった。いまではこのマークのあるTSAロックを使えば、壊される問題はない。
ミラノ空港税関職員が集団で盗みを働いていた事件があった。ローマでもバゲッジから金品が抜き取られる事件があった。
ところで、どういう風にバゲッジを扱うかはみない方がいい。きっとみてしまったらソフトケースは使わなくなるだろう。
TSAロックは3桁、4桁、鍵などいろいろあるが、皆開けられるのがいやで機内に馬鹿でかいバッグを持ち込むようになったのではないだろうか。