旅客機のFirst Classの搭乗動画は星の数ほどYouTubeに溢れている。しかしそれらのほとんどに好感を持てないのは、別に嫉妬しているわけではない。レポートしているサービスがそれほどでないのに変なテンションで紹介しているからである。
またなぜか最近のFirst Classレポートはゲイの人の投稿が多くて、反LGBTではないが、こう言う客に囲まれたらと思うとぞっとする。
例えば上の動画を見て欲しい。
まず出発前のラウンジでシリアルとフルーツサラダを注文するシーン。ごく普通のグラノーラとこれまた普通のフルーツ盛り合わせ。シェラトンのグランカフェでもっと良いものが選べる。この方、家で朝食を抜いてきたらしいが、ラウンジで搭乗前にシリアル食べるのはどうしても理解できない。
アメニテイも普通なのにこの方には珍しいらしい。ウエルカムドリンク(注1)がオレンジジュースは早朝便なので許せるとして(笑)。エミレーツのようにアメニテイにブランド品がいいというわけでもないが、無印コズメはちょっと寂しいですね(注2)。ヘッドフォンも旧式でぶっとい接続ケーブルは今見かけない代物です。せめてBoseのノイズキャンセリングヘッドフォーンをケース付きで出して欲しい。なおブランケットはエコノミー共通なのかと思わせるもの。
(注1)ウエルカムドリンクは水、オレンジジュース、シャンパンから選択可能。
(注2)スパ・スキンケアELEMISブランドの場合もある。
ご自慢のR&Rトレント1000エンジンは問題の不良エンジンなのだが...
ナッツとスプライト缶の組み合わせには何ともレトロ。ナッツだけは美味しそう。長々とメニューの紹介があるが、ドリンク類が少ない。ワインリストは普通。メインは選択肢が少なくデザートは3種類。ふーん、なるほど。
amuse, satrter, soupときてメインは鱈のクリームソースかけ。個人的には機内ではパスしたい。デザートのレモンプデイングはご愛嬌といったところ。
残念なことにバスルームが綺麗ではない。
First Classというがこのシートサイズはどう見てもビジネスの水準である。
夜間の着陸前の英国風アフタヌーンテイーは微笑ましい。
と辛口のコメントになってしまったが、私の友人の英国人たちは皆、自分は乗りたくないと言っているので私だけの印象ではないだろう。
First Class Reviewの中にはまだまだ不愉快なものがたくさんあるが、許せないのはデザートについて、Better than economy!というコメントをつけた人。
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