Credit: Ivar's
シアトルのフィッシャーマンズ・ワーフに行った人は多いだろう。私の印象ではサンフランシスコより立ち並ぶ店の人たちも漁師らしく「ワイルド」だし、セリの際に魚を放り投げるのも見ていて飽きない。
ここでは文字通り魚が空を飛ぶのである。
シアトルは空港がだだっ広いが、市内は意外とこじんまりしていて、どんどん歩いていると湾に出てしまう。ちょうどサンフランシスコのユニオンスクエアから歩いているとベイに出るような感じか。
そのシアトルには行くたびに(私にとって)絶対に外せないものがある。(同じ意見の人もいるのではないでしょうか。)
シアトル住人なら誰でも知っているお馴染みのシーフード・レストラン、Ivar'sである。アイヴァールと発音するこのチェーンレストランは同じ種類の店舗を増やすのではなく、それぞれに個性をもたせて飽きさせない。
(シアトルの友人に初めて教えてもらって)一度行っただけで病みつきになった。中でもオススメはIvar's Salmon Houseというサーモン・ステーキを売り物にしている店である。
カリフォルニア州で太平洋岸に沿った都市間移動に使う幹線道路US5がLakeUnionにぶつかる地点にある。
アクセスはここにあるが、簡単に見つかるはずである。このサイトにメニューの写真がたくさんあるので、参考にしてほしい。正直私自身それまで食べていたサーモン・ステーキにはそれほど美味しいと思った経験がない。特に私は柔らかすぎるのが苦手で、スモークかグリルで少し硬めのものが好みである。
しかし...
Ivar'sのそれは全く経験したことのない美味です!!!I とにかくIvar'sのサーモンは素晴らしい。店の雰囲気(下の写真)もアメリカらしい。
友人に近郊にあるIvar'sの別の店にも連れて行ってもらったが、どの店も個性があってあたりハズレがない。またサーモンステーキが苦手な人にもシーフード・メニューが豊富で何度行っても飽きがこない。
店の内部は下の写真のように多いステーキハウスのような落ち着いた雰囲気。最近の米国行きはセキュリテイが厳しくて、国内線を乗り継ぐ長旅は避けたいが、Ivar'sに行けるなら許したくなる。それほど価値のある店なのである。
Credit: Ivar's