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仏風刺週刊誌「シャルリーエブド」のテロ事件には、欧州のイスラム化問題が背景にある。現在、欧州には5,200万人の欧州に定住し、世俗化したイスラム教徒がいる。そうして、最大のイスラム系コミュニティー(650万人)がフランスにある。その人数は、フランスの総人口の10%以上を占めるのである。
今週はノーベル賞の授賞式がスウェーデン首都のストックホルムで開催されることから、テレビでその美しい街並みをみることが多かった。スウェーデンと言えば、高福祉社会で教育、医療が充実した豊かな国家というイメージだが、そのイメージは過去のものになりつつある。治安の悪化で安全に暮らすことすらままならない国になったことはあまり知られていない。その理由を探ってみると意外な事実が浮かび上がった。
米国移民はニューヨークにやってくると小さな島(エリス島)にある移民審査を受けていた。現在、米国民のおよそ4割がそのエリス島(注)で審査を受けて米国にやってきた人たちか、その子孫であるという。もちろんいまはエリス島に行く必要は無い。当時の移民は期待に胸をときめかしてリバテイ島に立つ自由の女神(上の写真)をみながらエリス島に連れて行かれた。審査を受ける移民達にはきっと自由の女神が微笑んでいるように見えたことであろう。[Read More]
オバマ大統領は議会で法案を通すことなく、大統領令の実施により、米国内の不法移民500万人に対し強制送還の対象から外す移民制度改革を発表した。だが、前日にこれとは別に注目すべきもう一つの移民救済策を発表したのである。それはエボラ出血熱が拡大を続けている西アフリカ3カ国からの不法移民を対象とするものである。
ベトナム戦争後、数多くの南ベトナム難民が国外に亡命した。海に面していることから、漁船や小船で逃げ出す難民が多く、このような人々を「ボートピープル」と呼んだ。南ベトナムのボートピープルはアメリカ、カナダ、英国、オーストラリアなどの先進国への亡命を目指した。
トルコ領でイタリア半島と目と鼻の先にあるガリポリは軍事的拠点で第一次大戦中に連合軍がイスタンブール目指して行った上陸作戦(ガリポリの戦い)が有名である。ガリポリの戦いは海軍の戦術に関する講義で必須の歴史的作戦であった。