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タピオカの代用品としてタイアを混入させた中国の業者が話題になったが、中国に限らず世界中でフェークフードが蔓延している。これらは使われるべき食材の安価な代用品としてではなく食してはいけない毒物であることもあるので許されない行為である。
有害なフェークフードが多いのはやはり中国である。安さに飛びついて輸入する業者やe-Bayやアマゾンを通じのて直接輸入で先進国にも流通している。食品を購入する際に頭に置くべき中国から輸入されている9のフェイクフードを紹介する。
1. 偽卵(上の写真)
見た目には半熟卵そっくりの偽卵の作り方は中国のウエブサイトで公開されているが、使われているのはアルギン酸、カリウムミョウバン、ジェラチン、塩化カルシウム、水と合成着色剤。玉子の殻は炭酸カルシウム。偽卵を食べると記憶喪失や痴呆症になる。
2. セメントのつまったウオルナット
2012年に中国の殻付きウオルナットを購入した客が殻の中身がコンクリート片であることを発見した。
3. 豚肉から加工した偽牛肉
中国では豚肉が牛肉より安価なためレストランで使われている。牛肉に見せかけるために牛肉から抽出したエキスと光沢剤を塗りつけて90分間染み込ませる。偽牛肉を食べ続けると発癌リスクが高まるとしている。
4. 偽グリーンピース
2005年に発見された偽グリーンピースは煮ても硬いままだがお湯が緑色になる。偽グリーンピースは利益が大きいので摘発されるまで3年間作り続けた工場もあるという。作り方は大豆に脱色剤添加、緑の着色剤で仕上げるがこの着色剤は発癌性がある。中国政府が危険性があると認めるにはその食品を食べて死者が出た場合のみである。
6. 食卓塩の代わりに工業用塩
工業食塩は不純物のために食すことはできないはずであるが、13年にわたって12の業者が788トンの工業用塩を販売していた。
7. ブラックペッパーの代わりに泥
中国の食品業者が泥をブラックペッパーとして販売していた。業者は泥を食べても体に影響ないと考えたという。
8. 偽さつまいも麺
2011年に中国で5.5トンの偽麺が摘発された。さつまいも麺の味が変だという苦情で発覚した。中身はコーンと工業インクで紫色にしたのちにパラフインで固められたものであった。
9. プラスチック米
中国の偽米は多い。その多くはジャガイモと合成樹脂で作ったものだが炊いても柔らかくならないという。
中国だけではないフェイクフード
フェイクフードの原点が中国にあるとしてもそれだけではない。イタリアの食品もフェイクフードが作られ流通している。
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有名なパルメジャンチーズと書かれ小さいサイズに切り分けられた商品の多くはイタリア産ではない。本物のイタリアのパルメジャンチーズは大きな塊で名前が側面に焼印されている。下の写真の箱詰めにされたイタリアの食品とされるものは全てフェイクフードである。実に市場に出回っている75%のイタリア食品は他国で生産されたフェイクフードであるという。
安い食材を求めることの自然の結果だとしたら業者を責めるだけでは済まされないだろう。